Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

自意識の外で 2023/07/19

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はというと、数日前に負った謎の擦り傷がやっと治りました。
治りましたといっても、擦り傷を負ったあと特有の薄紫色の皮膚は未だ居座り続けておられます。
いかにも怪我しました感が漂っていて、とっくに痛みはないにも関わらず虚しさを感じます。
どうにか擦り傷の部分だけ代謝が上がらないかなと思うこの頃です。
琴音です。


ここ最近、人から見た自分を感じさせられることが多くあります。

日頃SNSでいただくコメントもそうなのですが、ワンマン2公演でいただいたお手紙を読んだり、ライブレポートを読んだり、色々な人から直接感想を聞く機会があったりと、周りからみた自分像を感じる機会がこの二週間ほどは集中してあったのです。

もう7月も中盤に入り若干の今更感を感じますが、こういうのは何故かラグがあるのですよね。

人によって私の音楽や私自身についての捉え方が少しずつ違ったり、自分ではマイナスだと思っていたことがとても良いことのように受け取られていたり…。

自分のことは自分が一番分かっているものだといいますが、意外と見えていないところや凝り固まっている部分があるのだなと勉強になりました。

(余談ですが、お手紙と一緒に私の愛してやまないク〇ヨンしんちゃんと私が並んでいる絵を描いてくださった方もいて、驚きのあまり少し飛びました。)

そんな中、先日とある音楽家の方とお話する機会があり、改めて納得したことがありました。

私の歌について感じたことを沢山話してくださっていた際、その中で「私は琴音ちゃんの歌声で安心したいんだよね。月の光みたいな、かといって光になってほしいわけじゃないんだけど…」と話されていたのが強く印象に残ったのです。

勿論私の音楽を聴いている全ての人がそう思っているわけではないと思います。

実際この会話を傍で聞いていたスタッフさんは、私の歌について全く違うことを話していました。

ただ、私を日頃応援してくださるお客さんや、プライベートで仲良くしてくれている友達などを思い出してみると、なんといえばいいのか…何かしらの痛み?闇?のようなものを抱えている場合が多いのですよね。

私の歌やら陰多めな性格を良しとしていただけるのも、そういった理由が関わっているのかなと考えると、なんだか腑に落ちた感覚を抱きました。

自分の音楽や性格が、聴いている人にどのように作用しているのか。

それは私自身では推し量ることのできない部分だと思います。

故に今後も変わらず、自分は自分精神で過ごすしかないのですが、時々こうして立ち止まり主観ではない自分を見つめてみるのも一興だなと感じました。

これを読んでくださっている皆さんは、私の音楽や私自身についてどんな感覚、感想を抱いているのでしょうか。

良ければ是非教えていただけると幸いです。


っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。