Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

これで何度目 2022/09/14

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
先日、祖父から葡萄が4房届きました。
毎年送ってくれているものなのですが、そんなことも忘れてしまうほど季節感覚のない私。
日頃果物不足な中では尚更、棚から牡丹餅というもの。
もはや「棚から牡丹餅」の類義語として「祖父からの葡萄」を入れてしまって良いのではと思うほどです。
そんな訳でここ暫くは贅沢な葡萄ライフを謳歌しております。
爽やかなみずみずしさは今の時期にぴったりで、夜食タイムを一層楽しむことができます。
うまいうまい。
琴音です。


この頃、お笑い芸人さんのネタをよく見ています。

とはいっても、定期的にループするマイブームが戻ってきたという感じです。

YouTubeの発達で好きな芸人さんのネタを見たいだけ見続けることができる現代。

見たいものを見たいだけ見られるなんて何ともいい時代になったなと、つい若者らしからぬ感想を抱いてしまいます。

そこで今回は、お笑いというテーマでモソモソと書き綴ってみたいと思います。

1番最初のお笑いブームは保育園児くらいからはじまり、当時からのお気に入りはNONSTYLEさん、サンドウィッチマンさん、陣内智則さん、パンクブーブーさん、オリエンタルラジオさんなど。

その人達の名前が出れば何の最中であれテレビの前にスライディングを決めたものです。

彼らのネタに対する愛が強すぎるあまり、弟とネタをコピーして家族の前で披露したりもしました。

今となってはありえないくらいのセリフを覚えていられたのも、子供の好奇心とネタへのオタク心ゆえだったのかもしれません。

そして何周目のブームかも分からなくなった今、改めて見返すと芸人さん自身にもいくつか共通点を感じました。

1つはあまり老いたなという印象がない方が多いこと。
見た目も変わらない方が多いですが、内面的な若さが折々で感じられます。

そして笑い上戸であること。
ネタ披露中でも、何を思ってかニヤけていらっしゃる瞬間が度々見られます。

またシンプルな思考を軸に考えている方が多いこと。
ネタ作りの話を聞くと、「こんな〇〇は嫌だ」などザックリしたテーマを基にしている方が多く見られました。

私の好きな芸人さんのみに注目したものなので例外は沢山あるのでしょうが、自分調べではこの傾向はほとんどの芸人さんにある気がしました。

これらからいつまでも童心を失わず、笑いというものに対してアンテナが張ってあり、それでいて自信をもっている、という要素が感じられました。

こうして言葉に表すと大変ありきたりで平坦な感じがしますが、実際には尋常ではない精神力と愛情や情熱がなければ成し得ないものです。

彼らの半分以下の年齢でしかない自分でも、日頃過ごすなかで良くも悪くも変わるという実感を得ることがあります。

その為に時として疲弊したり傷ついたり、ねじ曲がってしまう部分やすり減ってしまう部分もでてきます。

彼らは少なくとも自分よりはるかにそんな経験をしているはずですが、それでも大事なものを失わないでいるのです。

それを感じた時、何だか安心した自分がいました。

ジャンルは違えどこれと決めたものに対して思いを持ち続けている姿に気が引き締まり、何だかんだ楽しげな様子に少し肩の力が抜けました。

私が彼らの年齢になった時、彼らのようでいられるのか。

もしくは多少変わる部分があるのか。

いずれにせよ1番大事なものは、今までもこれからも同じように純粋に持っていられたらと思います。


っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。