Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

オォッとなる気遣い 2024/01/31

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はと言うと、最近奇跡の再会がありました。
8年程前に出演したとあるライブで、先輩アーティストさんがカバーしていた1曲。
当時ガッツリひと聴き惚れした私は、それから3DSや父のパソコンを使い何日も原曲を探したのですがどうしても見当たらず、ついに断念したのでした。
数日前それをふと思い出し、久しぶりに検索をかけてみると一発でヒット。
あまりの衝撃にそれからは何度も聴き返し、8年分の喜びを噛み締めています。
ありがたい時代になったものです。
琴音です。


先日参加しました「サス×なび vol.2」。

色々な意味で気合いの入る素敵な1日だったのですが、実は会場に着くまでにも小さなほっこりがありました。

新幹線にて、席に座る→後ろの人への座席倒していいですかコールというお決まりの流れを実行すべく後ろを振り返ってみると、小さな赤様を抱えた男性が座っておりました。

「座席倒していいですか?」と聞いたところ、「勿論です!」と返ってきました。

ただそれだけの事なのですが、勿論ですか~…としばらく経っても妙に印象に残っていたのです。

別に「大丈夫です」とか、なんなら頷くだけでも十分なのです。

ですが、勿論という言葉にワンランク上の受け入れてもらえている感を覚えるのですよね。

言われた瞬間に少しオォッとなるこの感じ、意識していないところでされると結構嬉しかったりするのです。

実は私自身、オォッと思われたい一心で友達にされて紳士的だと思った些細な行いを知らない人によく使い回します。

仮初の気遣いではありますが、大して反応がなくても紳士的な自分にニンマリできますし、時に随分喜ばれたりしてそれはそれでニンマリできるので楽しいです。

ただそれとは別に、自分が特に意図せず発した言葉を「その言い方いいね!」と言われることもあるので、実際のところ例の男性がどういった心持ちで発言したのかは本人のみぞ知るところです。

まぁ結局何が言いたいのかと言いますと、そういうささやかな気遣いを感じると、優しさが循環しているな~とほっこりするのです。

やはりふとした瞬間に出てくる優しさというのはそれをしてもらった経験がないとできないことです。

そしてその成り立ちについては、私のように真似などすることで意識的に得たものかもしれませんし、日常的にそうした気遣いをしてくれる人が近くにいて無意識にうつったのかもしれませんし、色々な背景が考えられます。

ですがなんにせよ、全く違う人生を歩み全く違う人達と関わってきたであろうこの男性も、誰かの優しさに触れていたんだなと思い(あなたの周りにも居たんですね( -∀-))という共感とも似た気持ちが湧いてきました。

皆さんは最近、オォッとなる気遣いをされていますでしょうか。

もしくは誰かに気遣いで褒められたことがあるでしょうか、あればそれは誰からうつった気遣いなのでしょうか。

そんなことを考えてみると、私って愛されてるわ~と自己肯定感が湧きますので是非やってみてください。


っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。