Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

右目の疼かない厨二談義 2023/06/14

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はというと、おそらく初めて浅田飴を食べました。
少し前に薬局で見つけ、昔母が風邪気味の時食べていたなと懐かしくなったので買ってみました。
手のひらサイズの缶に所狭しと入っているコロンとした飴玉達。
子供には何ともそそられるビジュアルでしたが、当時母がハッカ入りを食べていたので興味を持ちながらも食べられずにいたのです。
そんな思い出に浸りながら早速食べてみたところ、ハマりました。
喉を使いすぎてしまった時や、何となく喉がガサガサしている時に食べると、即効性のある修復力に驚かされます。
缶のフォルムにもまた浪漫を感じ、今後の色々な場面で手助けになりそうです。
琴音です。


突然ですが、皆さんは中二病という言葉をご存じでしょうか。

細かな意味は知らずとも単語はきいたことがある、大体のニュアンスは知っている、という方は多いのではないでしょうか。

調べたところ、中二病とは文字通り中学二年生頃に見られる背伸びしがちな行動のことを指し、転じて思春期にありがちな自己愛に満ちた空想や嗜好を揶揄したネットスラングとのことだそう。

ネット上では厨二病と書かれることも度々あります。

主に漫画やアニメなどに影響され、現実と乖離した空想や思い込み、または自分をよく見せようという思いからイタい発言や行動をとることが特徴とされています。

何故急にこのような解説をしたかといいますと、先日の夜中に友人としていた会話が中二病っぽいなと思ったからです。

数か月前にシン・仮面ライダーを見た影響が尾を引いておりまして、友人と昔のライダーものやレンジャーものの話をしたり、年代ごとの主題歌を追ってみたりと色々な談義を度々交わしておりました。

(実は私プリキュアよりレンジャー派な子供だったもので、仮面ライダーはそのついでに流し見するくらいだったのですが、今になってレンジャーものと同じくらいちゃんと見ておけばよかったと後悔しております。)

そんなこともあり先日、また友人と深夜テンションで電話をしていた流れで仮面ライダーの話になり、歴代ライダーのコンセプトやら年代による変身方法の流行りなどを話し合っておりました。

色々なライダー達を見てテンションが上がっていたからか、それとも私の厨二心が呼び起されたのか、気づけば友人にオリジナルのライダーをいくつか考えて発表し合おうと提案していました。

深夜で頭があまり回っておらず、数秒後自分の発言に「私は21歳にもなって何を言っているんだ…」と一瞬虚無に襲われましたが、心優しいオタク仲間の友人は楽しそうだとノリノリな反応を見せてくれました。

そして各々3パターン程考えプレゼンし合い、お互いのコンセプトの良さや弱点を言い合ってみたり、変身方法や事前の設定などを細かく考えてみたりと熱い空想を語り合いました。

電話終了間際、私の厨二くさい提案に乗った理由を「こういうのはある程度の年齢になる度に時々戻ってくるからいいんだよ」と妙に悟った風に言った友人。

年齢そんなに変わらんだろうとツッコミたくなったと同時に、こんな瞬間も共有できる存在がいるというのは有難いことだなとしみじみしました。

厨二病は年齢を重ねると恥ずかしい過去として記憶に残るようですが、今回については何とかよい思い出として仕舞えそうです。


いかがでしたでしょうか。

皆さんには空想に浸ってみたくなる、厨二心をくすぐられる瞬間はあるでしょうか。

それは時と場合によっては、仲間の大切さを実感出来る瞬間なのかもしれません。


っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。