Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

誕生日プレゼント 2023/03/22

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
本日、「君に」楽曲配信がスタートしました!
その他詳細情報などはofficialより発信中ですが、個人的に注目しておきたいのはワンマンライブの開催決定。
以前のライブからも大分期間が空いており、色々な面でどうなるんだろうという気持ちが尽きませんが、また気持ちを一新して臨みたいと思います。
皆さんとお会い出来るのが楽しみです。
琴音です。


ここ数日程、実家にプチ帰省中です。

気分転換という理由が大部分ですが、実はどうしてもやりたいことがあり帰ってきました。

両親にプレゼントを渡すということです。

少し前に母が誕生日を迎えたのですが都合が合わず、自分だけなかなか会いに行けなかったのが心残りになっていました。

そしてやっとプチ帰省の時間を作った頃、そう言えば父の誕生日も近くなっていたと気づき、こっそり2人のプレゼントを持っていくことにしました。

ただ、ここでひとつ大きな問題がありました。

私自身、今まで両親に「物」を贈ったことがほぼなかったのです。

特に誕生日などの記念日では物とは一味違う何かを贈りたいというこだわりが強かった私。

弟と歌をうたったり手紙を書いたりすることがほとんどでした。

もっと言えば家族以外の友人などにしても、予め欲しいものを聞いてそれを本人と買いに行くというタネ明かしスタイルを貫いていたので、何を贈ろうかと悩む経験がほぼゼロでした。

いざやってみると、なかなかに難しいものですね。

何なら喜ぶのか(そもそも何がほしいか)を悩むのは勿論、どうせなら格好良いものがいいとか意味のあるものが良いと詰め始めるとどんどん沼にはまっていきます。

ひとつに絞りたくても答えがいつまでも出ず、むしろ候補が次々増えていくと頭がパンクしそうになります。

でもやっぱり、悩み甲斐のあることってどこまでも悩み切りたいですし、探す手が止まらないのですよね。

プレゼント系サイトやネットショッピングを漁ったり、ピンと来たものをリストアップしたり、ラッピング方法を選んだり…。

気づけば何時間と時間が経っている状況も、もどかしくもありながら幸せな時間に感じました。

今までしてこなかった分、悩む時の感情やこれだと思った時の答えに近づいているようなワクワク感、密かに誰かのことを思う感覚は新鮮な体験でした。

ですが実際に渡してみて、プレゼントの真価は渡した時に発揮されるのだということも新たに感じました。

冷静に考えてみれば、勝手に選んで勝手に渡すという形を取る以上は自己満足の域を出ない訳で、その思いが報われるか・選択が正解だったかは渡してみなければわからないのですよね。

普段反応の薄めな父が物を包んでいたラッピング袋すら捨てようとしない様を見た時、表情豊かな母がプレゼントを開ける瞬間を撮影して楽しんでいる時、とりあえず今回は成功したんだと胸を撫で下ろすことができました。

記念日は皆がやらないことをしたいと思っていた幼少期。

ここへ来て誰もがやっていそうなことも自分で体験することで新しい感覚を得るのだと、当たり前なことですが再認識しました。

まだまだ知らないことが多いなと感じた今回。

ありきたりなことでも希少なことでも、もっと沢山の経験を得たいと思えた機会でした。


っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。