Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

補填する個性 2022/08/03

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はというと、待望の花火を見るべく地元長岡に帰省しておりました。
特にフェニックスという花火に関しては、幸せの青いフェニックスを写真に収め、LINEのアイコンにするという私のこだわりもあり何としても見逃せませんでした。
例年に比べ人数がかなり減っている様子に黄昏つつ、それでも開催された長岡花火に喜びを感じつつカメラを構えその時を待っておりました。
結果とてもくっきりとした青いフェニックスを撮影することができ、3年越しにLINEアイコンを新しくすることが出来ました。
今年はまた新しい気持ちで、私のアイコンを見ることになるであろう友人達の幸せを願うことができます。
ちょっとしたジンクスのためにこんな労力をかけるのかと自分でも思いますが、少々刺激的なイベントを自分に課すというのも一興なのです。
琴音です。


先日、我ながらなかなか驚く出来事がありました。

野暮用での移動中、少し離れた路線の改札に行くため少し人混みを歩いたのですが、その時ふと覚えのある香りがしました。

何か香水らしい香りだったのですが、香り自体というより嗅いだ時に抱いた感想?感覚?に覚えがあり一瞬思い返しました。

香りがする方へ目をやったところ、何処かで見たような姿があり、暫く経った後に以前立ち寄った店の店員さんだと思い出しました。

その時、嗅覚が五感の一つだとはいえ、自分の記憶と嗅覚の結びつき具合に驚きました。

また香りの持ち主を思い出すこと自体は時間がかかったことから、自分は人の顔を覚えるのはあまり得意ではないらしいと再認識しました。

人には得意不得意があるといいますが、不得意だったり欠けている部分は何だかんだ別の要素で補われていることがあります。

私にしてもそれは同じで、先に書いた嗅覚以外にも極度の方向音痴で地図が読めない一方で通ったことのある道の景色はよく覚えていたり、突発的に自分の考えをまとめて話すことが上手くできない一方で文章ならばスラスラ書けたりといった部分があります。

思えば歌うこともまた、人見知りでビビりな自分の性格を補い、誰かとコミュニケーションをとるきっかけとしての役割を担っているような気がします。

勿論欠点というのは自分や周りにとって都合が悪い部分ゆえに欠点と言うのであって、できることなら無い方がいいですし直せるなら直すのがいいのでしょう。

が、そんな簡単ではないからこそ不得意であり欠点なのです。

誰かにとっては簡単なことも他の誰かにとってはとてつもなく難しいことだったりするのです。

ですが欠点を持った上でそれを補える何かを持てることもまた、人の面白さであり素敵なことだと感じます。

そして上手くできない何かも、それを補うために強力になった何かも、全てその人をその人たらしめる要素だと思います。

そして自分の何かを補填するために発達した要素は、その人の個性として輝くのではないかと感じます。

皆さんにはどんな苦手なことがあるでしょうか。

またどんな得意なことがあるでしょうか。

それらはもしかすると補う・補われる個性としてあなたの中で繋がっているのかもしれません。


っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。