Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

グッとくる共有要素 2022/06/01

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
先日、友人とCDショップ巡りをしました。
CDなどもう何年も買っていなかったので、懐かしがりながら友人に案内されていると、ジャズやソウルを取り揃えているらしい店舗にあたりました。
早速入り店内を歩いていると、BGMとして流れていた曲が気になりました。
音量的にはなかなか大きめでしたが、音声検索をしても出てきません。
どうしたものかと思っていたところ、見かねた友人に、店員さんに聞いてみれば?と言われました。
店員さんに流れている曲を聞く…どこか定番的ですが、実際のところ本当にそんな質問をする人いるのかと思っていた自分にとっては生まれて初めての瞬間でした。
その後、店員さんの準備してたのかと思う程機敏な対応で、自分と同じ質問をする人は実際多いのだと実感しました。
新たな発見と新たな曲との出会いでした。
琴音です。


さて、過ぎたことを思い返してしまう私。

数秒前のことから何年も前のことまで思い返しては、一人で考え込んだり落ち込んだりしております。

今回はそうして考えていたことの中からちょっとした発見をしたので書いてみたいと思います。

内容は題名にもある通り、「グッとくる」についてです。

グッとくるという言葉自体の守備範囲は広く、人に対して使う場合はキュンとすると似たような意味で使われたりしている気がします。

そして個人的には「キュンとする」と「感心する」を足して2で割ったような言葉という認識をしています。

先日、まさにそんな瞬間がありました。

時々連絡をくれる友人と電話で話していた時のことです。

普段は音楽のことを話したり友人の恋バナをきいたりすることが主なのですが、ここのところ落ち込みがちな日が続いていたのでそれについて話してみました。

取り留めのないことをずっと考えて落ち込んでしまう、吐き出そうにもその一つ一つは誰かに話す程のことではないから、自分でしまいこんでさらに気が重くなってしまう、と言うような話をしました。

それを聞いた友人は、「そういうの私に話してよ」と励ましてくれました。

それを聞いた時、まさにグッとくるという言葉が似合う感情になりました。

それから暫くその時のことが印象に残っていたので、今までにも似たような瞬間があったか、逆に自分のふとした行いに対して相手がグッときてるのかなと感じた瞬間はあったかと考えてみました。

考えてみると色々出てくるもので、専門学校に通っていた頃のことなども思い出しました。

自分がギターを持ってエレベーターに乗っていた時、たまたま乗り合わせた友人が、先に出て扉を押さえてくれていた時にも同じような感情になりました。

先に出るというところでより邪魔にならないようにする思いやりを感じ、感動のあまりそれから暫くエレベーターに乗る時に真似していました。

逆に自分の場合では、留学生の友人と曲作りをした帰り、「今日はありがとう!」というメールに対して「こちらこそ」と返してとても喜ばれたことがありました。

実際共作だったこともあり、お互い様だというつもりで書いたのですが、それ以来お礼のメールをする時にお互い様でなくとも「こちらこそ」と返されるようになったので気に入ったんだなとほくそ笑んでいました。

また以前にゃんぞぬ先輩とお出かけをすることになった時にもそんな瞬間がありました。

折角の機会だったので少し洒落た服を着て行き、それを褒めて頂いた時に「にゃんぞぬ先輩にお会い出来るので気合い入れてお洒落しました」と伝えるととても喜んで頂けました。

後にちょっと気持ち悪かったかなと反省しましたが、より仲を深められた出来事でもありました。

こうして少し思い返しただけでもグッとくる瞬間は色んなところにあるということがわかります。

また友人が出てきた話については、友人が女性である場合も男性である場合もあったので、グッとくる瞬間というのは性別を問わず共通しているのだと感じました。

そう考えると、男女両方に人気のある人というのはこのグッとくる言動を誰にでも分け隔てなくできる人なのかもしれないとも思いました。

皆さんも今一度自分の大切な人の言動を思い返してみてください。

何か自分がグッとくることをしてくれた思い出はないでしょうか。

もし何か思い出せるものがあれば、今度はその人がグッとくるようにやってあげてみてください。

グッとくる、いい響きです。


っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。