家族と遊んでただけなのに 2022/01/12
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
先日、服を買いました。
今まで服を1枚も買ったことがないという訳ではないのですが、基本親にもらったものを何年も着続けているタイプの人間なので個人的にはニュースです。
しかも今回は少し色合いが派手です。
誕生日に沢山褒めて頂いたので、赤色系のタートルネックを買いました。
落ち着いた色の服が多いので、一部分だけやたら鮮やかなタンスに戸惑っています。
パーカーを重ね着した時にいつもより格好良く見えて驚きました。
色って大事ですね…。
琴音です。
さて、物思いにふけることの多い私。
最近よく思い出してはその度に少し考えてしまう一幕があるので、少し書き残してみようかと思います。
少し前に母と弟と3人でワードウルフというゲームをして遊んでいた時のことです。
3人以上で与えられたある題材について話し合い、違う題材を与えられている1人(ウルフ)を見つけだすというシンプルなゲームなのですが、シンプルなゲームほど始めると奥深いものでいつまでもやり続けてしまいます。
オンラインで遊んでいたため話題の設定が必要なのですが、何度かゲームをした後、母が急に題材を恋愛括りで始め出しました。
そして出た題材が「嘘をつく人」でした。
その時は弟と話が合いすぎてしまい開始数秒で母がウルフだと分かってしまったのですが、この「嘘をつく人」という題材が私と弟にとっては語りたくなってしまう話題で、ゲームそっちのけで姉弟の昔話が始まりました。
というのも、私も弟も幼い頃に虚言癖がついていた時があったからです。
その理由はとてもありきたりです。
親に怒られたくないとか嫌われたくないという気持ちと、幼さゆえについ失敗してしまう状況のギャップ。
それらをなんとか穏便に済ませたいと考えた、子供なりの処世術が嘘をつくことでした。
今考えれば、親の愛情をよく分かっておらず親への信頼が欠けていたのかもしれません。
今考えれば、何をしたらどうして悪いのか、何が人を傷つけるのかをよくわかっていなかったのかもしれません。
ですがその感覚は、毎日を過ごす中で変わっていきました。
色々な物事を理解するようになり、親への信頼が強くなりました。
親を絶対的な存在ではなく失敗もする普通の人として認識するようになり、常にお利口な子供でいなくてはいけないという考えがなくなりました。
道理を知り、嘘をつく必要のない選択ができるようになりました。
幼いという言葉で済ませるには残酷な方法をとって生きていたなと思います。
年頃のせいか年々寡黙になる年子の弟と、あの頃は本当に病気みたいだった、生きていく中でいつのまにか嘘をつかなくなったね、と大いに話す時間は何だか感慨深いものでした。
それをのほほんとした顔で聴く酔っ払い母は本当に強い人だなと思いました。
虚言癖を持ったまま成長せずに済んだのも、この両親のもとに生まれたからなのだろうと思います。
あ、そして特に関係ありませんが、その後もしばらく続いた恋愛系ワードウルフ。
姉弟揃って真面目に話していたからか、「この会話録音しておきたいわ〜」と言う母に笑いました。
また機会があればやってみたいなと思います。
皆さんも是非、家族とちょっとしたゲーム時間を過ごしてみて下さい。
楽しみや新鮮さ以上の何かが感じられるかもしれません。
っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。
先日、服を買いました。
今まで服を1枚も買ったことがないという訳ではないのですが、基本親にもらったものを何年も着続けているタイプの人間なので個人的にはニュースです。
しかも今回は少し色合いが派手です。
誕生日に沢山褒めて頂いたので、赤色系のタートルネックを買いました。
落ち着いた色の服が多いので、一部分だけやたら鮮やかなタンスに戸惑っています。
パーカーを重ね着した時にいつもより格好良く見えて驚きました。
色って大事ですね…。
琴音です。
さて、物思いにふけることの多い私。
最近よく思い出してはその度に少し考えてしまう一幕があるので、少し書き残してみようかと思います。
少し前に母と弟と3人でワードウルフというゲームをして遊んでいた時のことです。
3人以上で与えられたある題材について話し合い、違う題材を与えられている1人(ウルフ)を見つけだすというシンプルなゲームなのですが、シンプルなゲームほど始めると奥深いものでいつまでもやり続けてしまいます。
オンラインで遊んでいたため話題の設定が必要なのですが、何度かゲームをした後、母が急に題材を恋愛括りで始め出しました。
そして出た題材が「嘘をつく人」でした。
その時は弟と話が合いすぎてしまい開始数秒で母がウルフだと分かってしまったのですが、この「嘘をつく人」という題材が私と弟にとっては語りたくなってしまう話題で、ゲームそっちのけで姉弟の昔話が始まりました。
というのも、私も弟も幼い頃に虚言癖がついていた時があったからです。
その理由はとてもありきたりです。
親に怒られたくないとか嫌われたくないという気持ちと、幼さゆえについ失敗してしまう状況のギャップ。
それらをなんとか穏便に済ませたいと考えた、子供なりの処世術が嘘をつくことでした。
今考えれば、親の愛情をよく分かっておらず親への信頼が欠けていたのかもしれません。
今考えれば、何をしたらどうして悪いのか、何が人を傷つけるのかをよくわかっていなかったのかもしれません。
ですがその感覚は、毎日を過ごす中で変わっていきました。
色々な物事を理解するようになり、親への信頼が強くなりました。
親を絶対的な存在ではなく失敗もする普通の人として認識するようになり、常にお利口な子供でいなくてはいけないという考えがなくなりました。
道理を知り、嘘をつく必要のない選択ができるようになりました。
幼いという言葉で済ませるには残酷な方法をとって生きていたなと思います。
年頃のせいか年々寡黙になる年子の弟と、あの頃は本当に病気みたいだった、生きていく中でいつのまにか嘘をつかなくなったね、と大いに話す時間は何だか感慨深いものでした。
それをのほほんとした顔で聴く酔っ払い母は本当に強い人だなと思いました。
虚言癖を持ったまま成長せずに済んだのも、この両親のもとに生まれたからなのだろうと思います。
あ、そして特に関係ありませんが、その後もしばらく続いた恋愛系ワードウルフ。
姉弟揃って真面目に話していたからか、「この会話録音しておきたいわ〜」と言う母に笑いました。
また機会があればやってみたいなと思います。
皆さんも是非、家族とちょっとしたゲーム時間を過ごしてみて下さい。
楽しみや新鮮さ以上の何かが感じられるかもしれません。
っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。