Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

ツアー完走しました 2021/12/29

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はツアーFinal後、冬休みを満喫しまったりしております。
年末恒例の番組を見ながらアイスを食べ、こんなにゆっくりしたのは久しぶりなのではというくらいに呆けております。
皆さんも良いお年をお過ごしください。
琴音です。


さて、先日終了した「琴音 Live Tour 2021 -君は生きてますか-」個人的には未だ余韻が残っております。

そしてツアーが始まったという内容のブログは今までも書いておりましたが、ツアーが終わったというブログは書いていなかったということに気づきました。

そもそもが気まぐれに書いているブログなので、これからも毎度ツアーの度に題材にするかは分かりませんが、色々な意味で感慨深かった今回のツアーの締めとして書き留めておこうかと思います。

また始まったという期待と、何かでまた止まってしまうのではという不安の中で始まったツアー。

結局はやれることをやろうという気持ちにまとめて立ったステージでしたが、一年のブランクは自分が想像していたよりも重いものでした。

ツアー初日、目の前に人がいるというだけでひどく身震いしたのは、音楽活動を始めたばかりの頃以来でした。

ついさっきまで抱えていた期待と不安が吹き飛び、緊張だけが残っていました。

以前はこれ程緊張していなかったのにと焦り、目の焦点が合わない自分に気づき、そもそも以前は何処を見ながら歌っていたのかとまた焦りというパニックに陥る自分と、そんな自分を抑えライブを進めたい自分との戦いが始まりました。

お客さんの反応と、時々目が合うとにっこりしてくださるバンドメンバーさんだけが心の支えでした。

こんな調子で最後までしっかりやりきれるのか、最終日に落胆している自分の感覚が頭を過ぎり落ち込みました。

ですが自分という人間は以外にも適応が早く、回を重ねていくほどに以前のライブ感覚が少しずつ戻り、緊張も抑えが効くようになってきました。

ツアーという一度始まると突っ走るシステム自体も、私の精神面を整えるにはいい要素でした。

また各会場でお会いするお客さんにも、土地柄というかその場所ごとの人の特徴があり、そういえばここのお客さんはこんな雰囲気だったなと懐かしい気持ちになったりもしていました。

そんなこんなで迎えた最終日、地元でのFinalは初めてだったので、より人の温かさを感じました。

スポットライトが思いのほか強く、お客さんの顔や画用紙などに書かれた文字が暗い虹色になる現象がおきてしまいましたが、それもまた今となっては思い出になりました。

短いようで長い、長いようで短いツアーの日々が終わり、上手くいったところもそうでなかったところも思い出になりました。

始まった当初パニックになるほど忘れていたライブの感覚も、最終日には体感として7割くらいは戻っていた気がします。

来年の予定はまだ決まっていませんが、相変わらず自分は自分で進んでいければとおもいます。

各会場でも、次お会いする時はより良い状況でお会いしたいと話していましたが、実際はどうなるか分かりません。

ですがなるべく前向きに、後ろ向きになった時には音楽をきいて、自分らしく過ごして行ければと思う今日この頃です。

年末、そして来年も皆さんが幸せでありますように。


っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。