Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

支えがあるということ 2021/11/24

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
2日連続のツアーライブを終え、頑張った後汗をかいた訳でもないのに味の濃いものが食べたくなるのは何故だろうと考えている今日この頃。
そういえば昨日のライブMC中、バンドメンバーのヒグチケイさんに桃チップスを買わせてしまったという話をしたのですが、そのライブから帰る途中スタバの飲み物を買って頂いてしまいました…。



ヒグチさんの優しさと飲み物の冷たさが身に染みました。甘くて美味しかったです。
琴音です。

2日連続のツアーライブを終え、ツアー自体も半分が終わりました。

そんな中、ツアーでも普段からもある事を定期的に考えているなと思ったので、今回はそれを書き留めておこうかと思います。

簡単に言えば、自分は音楽に出会ったから今の自分になれたんだな…ということです。

今更どうしたという感じですが、あたりまえ体操的なことではなく、本当に考えていることでして…。
自分自身小さい頃は人見知りで警戒心が強く、人を怖がることも多くて、口下手なくせに繊細なところもあり、なのに頑固という面倒な性格でした。(あ、大半が今もかわってませんね…汗)

そのせいで声がとても小さく、オドオドしているために、小さい頃はクラスのほとんどが自分を気持ち悪がるか、からかうかという状態だった事もありました。

たまに仲良くしてくれる人がいても、つまらなそうな顔をしている気がする、きっと私の話が下手だからだ…自分が話すと自分自身か話した相手かのどちらかが嫌な気持ちになってしまうと思い、一時は人と話すことさえやめてしまった時もありました。

未だに話そうとする時言葉がすぐ出てこないのは、その時色々な感覚を失ってしまったことが仇になっているのだと思います。

勉強も差が激しく、特に苦手科目は手がつかず基本無気力で面倒くさがりでした。

多分皆さんが思っている以上に、どうしようもなく残念な子供だったと思います。

そんな自分の唯一支えだったことが音楽でした。

認められているという感覚もそうですが、自分が得意なことをして誰かが嬉しそうにしていることがとても嬉しかったです。

気づけば嬉しい時も辛い時も、常に音楽を支えにして過ごしていた気がします。

学校内や市内のカラオケ大会など、音楽がきっかけで話してくれる人や知り合いも増え、音楽活動を始めてからはトーク力が必要になったり、先輩方へ自分から挨拶をするという礼儀が、恐怖心や人見知り克服のための原動力になりました。

受験勉強なども、結果が出なければライブ禁止と言われた時が1番効きましたし、だからこそ、へこたれそうになった時奮い立つことができました。

音楽活動をする上で色々な人達に出会ったことや、温かく見守り応援してくれる人達の存在が、自分の視野を広げ性格を安定させてくれました。

自信が湧いたことで、堂々と自分を大事に出来るようになりましたし、嫌な人と関わって傷ついた時にも、自分のせいなのかもと気に病むことが少なくなりました。

単に身の上の不幸話をしたい訳ではなく、どんな人でも支えになるものさえあれば変われるというありきたりなことを、当事者の一人として話したかっただけです。

そうして生きてきた自分も、あと少しで大人の仲間入りです。

ちょっとしたことでも、自分の支えがあるというのは有難いことです。 

幾つあってもいいと思います。

それらを大切にした分だけきっといいことがあります。

こんな自分のひとりごとを読んでくださるあなたに幸せがありますように。

っはい!!
久しぶりに長々と書きましたが、今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました!
また来週。