Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

いざ考えたらすごい 2021/08/18

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
先日、ふともんじゃ焼きが食べたくなり、ホットプレートを買ってみました。
見様見真似で作ってみたところ、味が驚く程薄く、自分で作っておいて「え…」と声が出るほど引いてしまいました。
もんじゃ焼きも甘くありませんね。
琴音です。

このところTwitterに投稿されている漫画を見るのがちょっとしたマイブームです。

特に誰のものをというのはないのですが、流れてきたものをふとした時に見ています。
時に音楽をやっている人が歌ってみた動画をあげているのと同じような感じなのかなと思ったり、でも歌と違って誰かのものを引用するというのは出来ないしなと思ったりして少し考えてしまうこともあります。

とはいえ気軽にその人の作風や雰囲気を知れるのはいいなと思いますし、ものによってはほんの数コマでクスッと笑ってしまうものや泣けてしまうものもあり、その度「アイデア力がすごい…」と感激しています。

そして、これを書きながら頭の片隅で音楽と漫画の違いを少し考えてみました。

ぱっと思いつくのは、曲は作り手側がテンポやグルーブ感を決めて表現し、聞き手側はそれをもって速さやノリ(あとは歌詞の内容など)について各々の感情を持ちますが、漫画は読むスピードそのものが受け取る側に委ねられていて、登場するキャラクターの声や人物像の感じ方も読む人によって違っているということ。

また、曲は聞き流していると今なんて言ったか聞き取れなかったという場所があったり、聞き取った特定のフレーズや単語に思いを馳せているうちに次の視点になっていたりということがありますが、漫画ではものすごく急いで読んでいる場合などを除き、基本それは起こり得ません。

逆に、洋楽などを聴いている時なんかにある、内容はよく分からないけど曲がカッコイイから何度も聴くというような現象。漫画に当てはめるならば、書いてある言葉は分からないけど絵が好きだから何度も見る、になるのでしょうが、これはあまり起こらない気がします。

また、曲は雰囲気や速さの起伏を作り手側が表現するので、こういう雰囲気や速さにしたら聞き手はどう感じるかという考え方になりますが、漫画は先程も書いた通り読む速さが人によって違うので、こんな雰囲気や速さを感じとってもらうためにはどう書くか、という考え方になるのかなと思います。

こうして考えてみると、同じ創作物でも頭の使い方が全然違っていて面白いです。

そしてまた、頭の使い方が違うからこそ難しい、悩ましいと思うことも変わってくるのでしょう。

ただどちらにしても、それなりに頭を使い時間を使い、考えて生み出されているものというのは同じで、どちらも素晴らしいなと思います。


っはい!!
本日はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました。
また来週!