Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

歌うこと、歌われること 2021/03/10

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
花粉症には辛い時期が到来しているようです。
何を隠そう私自身も花粉症でして、加えて時と場合によって出る症状と度合いが変わってくるので厄介です。
最近は目ばかり痒くて鼻詰まりはあまりおきないのですが、時々ムズムズするのでティッシュを捻ってこよりを作っては鼻に突っ込んでおります。
くしゃみの出るツボが分かってきました。琴音です。


さて、現在、学校課題に追われる日々が終わるまで、あともうひと踏ん張りというところになりました。
今年度の試験もこれで最後か…としみじみした気分になりながら、春休みの到来に心躍らせ、来年度からの今まで以上にシビアな一年を予感している今日この頃。
最近になってふと改めて実感したことがあったので、独り言がてら書いてみようと思います。

自分の入っているクラスは主に楽曲制作が中心で、受ける授業の大半が制作したデモ音源を提出するというテストを行うのですが、アレンジや作曲に重点が置かれているため、音源を打ち込みで作ったものから生音源に差し替えたい、またはボーカルを自分やボーカロイド以外の声で入れたいという場合、友達に頼んで歌ってもらったり弾いてもらったりしてもよいことになっています。

なのでこの一年間の中で何度か、自分の作った曲を歌ってほしいと言ってくれた友達の作品にボーカルとして参加させてもらったりしています。

……友達の作品は作曲面でもアレンジ面でも、それはそれは勉強になることばかりなもので、友達にレコーディング用として送ってもらった音源をこっそり聴き込んで分析したり、パラデータ(楽器やパートごとに分けられている音源データ)になっている時には、こっそり一つ一つのパートを聞いたりしてとても勉強させてもらっています。(盗み聞きではありませんよ、盗み聞きでは)……

話が逸れてしまいましたが、そんなこんなでボーカルを入れる際、楽譜をくれる子もいますが、私がわかりやすいというのもあり仮歌を自分で歌って送ってくれる子もいます。
特に仮歌を送ってくれる子のものは、送ってもらった歌と自分の歌い方がニュアンスやテクニックを効かせる場所ややり方などを細かくみると結構違います。

私自身、癖でやっている歌い方もあるので、毎度気に入ってもらえるかヒヤヒヤしているのですが、友達がそれぞれ色々な喜び方褒め方をしてくれるので有頂天です。
また、それと同時に制作者ではない私が楽曲を歌うことで、良かれ悪しかれ作った本人とはまた違う捉え方や表現ができるのかなと思ったりもします。

それは自分の曲についても心当たりがあり、まだ実家にいた時に自分が作った曲を家族が口ずさんでいるのを聞くと、自分が意識していなかったその曲の聴かせポイントを発見できたり、または私と違う歌い方だけどそっちの方がかっこいい…と衝撃を受けたりすることがありました。

歌い方のニュアンスや癖は十人十色なので、今後もこのような発見はちょこちょこあるのかな、あるといいなと思っています。
その為にはまず、家族や友達や色んな人が口ずさみたくなるような曲を作らないといけませんね。
今後も精進して参ります。


っはい!!
今回はこの辺で終わります。
ご清覧ありがとうございました。
また来週!