年末も音楽と。 2020/12/30
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
最近、仕事やリハなどで移動する際、山手線あたりで見かける某製薬会社様の青色の広告が大変にツボです。
1度ツボに入るとなかなか抜け出せず、且つ年齢が増すと共にツボが浅くなりつつある私、初めて見た時から目が釘付けでその広告の面白さに割としっかりめにニヤニヤしておりました。電車内で。
......電車内で。
色んな意味でマスクが手放せません。琴音です。
先日、事務所の先輩のにゃんぞぬデシさんのライブを見学に参りました。
そもそもにゃんぞぬ先輩とは東京に来てからとても仲良くさせて頂いていて、一人で上京後、音楽をやる上での喜怒哀楽を共有出来る仲間が欲しいという気持ちがとても大きくなり心細く思っていたところを何かと可愛がってくださり、今まで以上に大好きな先輩になりました。
いつかライブも拝見したいなぁと思っていたところ、年末歌い収めのライブがあるということで自分のツアーが一段落した後のご褒美と楽しみにしておりました。
当日はマネージャーさんに先導されて行ったのですが、何だか聞き覚えのある店名と見覚えがある風景。
記憶を遡ってみると、以前音楽チャンプというカラオケ番組に参加していた時で、まだギリギリ個人で活動していた時、この会場でライブをしたことがありました。
テレビ効果もあってか、それまで数人だったはずのお客さんが会場いっぱいになるほど来てくださっていて驚いたものです。
中でも印象的だったのは、当時、ちょうど今の自分くらいの年齢であろう学生さんが北海道からバイト代を貯めて来てくださっていたこと。ライブ後の物販に来て下さり、それを聞いた時は本当に驚きました。
もちろんお客さん自体に差はありませんが、そうとはいってもただでさえお金のない学生という歳頃、足代だけでもそれなりの額するにも関わらず自分の音楽を聴くためだけに来てくださるというのはその時の自分にとって衝撃的でした。
あの学生さんは今元気でいるのだろうか...。あれから数年経ち、そんな思い出のある場所で私は当時は知り合いでさえなかったにゃんぞぬ先輩のライブをみようとしている。これもまた、よき人生。よき思い出。
そして今、ツアーで沢山のお客さんが自分の音楽を聴くためにそれぞれ時間やお金を使い、ひいては少しのリスクを冒してでも足を運んでくださるということは決して当たり前のことではないなと。これを機にもう一度初心に帰ってこの幸せを噛み締めようと、そんなことを考えながら一人、なんとも言えない顔で椅子に座っておりますとオープニングアクトの方が音出しを始めておりました。
自分で楽器を持ってステージまで行き、音出しをし、合図を出すまでステージのライトはつかない、本番は始まらない。
会場スタッフの人に支えられながらも実際は自分一人でセッティングと本番両方を担うのです。
そうそう...ライブを始めたばかりの私は、私の原点はこうだったなぁ...とまた感慨に浸りながら、ただお客さんとして見るライブを楽しんでおりました。
そしていよいよにゃんぞぬ先輩の出番になりました。
8曲程演奏されていましたが、抜群の安定感。
自分の好きな曲が演奏される度に縦ノリが激しめになる私。
にゃんぞぬ先輩のメロディーラインはやっぱり癖になりますなぁ...声も癖になりますなぁ...。
うふふうふふ。
このにゃんぞぬ先輩の魅力について論文でも書いてやろうか、いやむしろエッセイを書いてやろうか、いやむしろ書ける気がする...と変なテンションの自分を脳内再生しておりました。
にゃんぞぬ先輩からは普段からもライブでも癒しや元気をもらえるなと、このすごい勢いと陽気なエネルギーを発信する感じは、自分にはそうできることではないなと、より先輩の素敵さに気づいた楽しい夜でした。
そんなこんなで帰り道、にゃんぞぬ先輩の曲を聴きながらまったり電車に揺られている自分をふと自覚し、よくライブ後のお客さん達がTwitterで教えてくださる帰り方と一緒だと気づきました。私は今全力でお客さんをやっている!という謎の優越感。
時にはお客さん側になってみると、色々と発見があるものですね。
っはい!
今回は少し長めになってしまいました。
いよいよあと少しで年が変わりますが、引き続き体調には気をつけて良いお年をお過ごしください。
それでは今回はこの辺で。
ご清覧ありがとうございました。
また来週。
最近、仕事やリハなどで移動する際、山手線あたりで見かける某製薬会社様の青色の広告が大変にツボです。
1度ツボに入るとなかなか抜け出せず、且つ年齢が増すと共にツボが浅くなりつつある私、初めて見た時から目が釘付けでその広告の面白さに割としっかりめにニヤニヤしておりました。電車内で。
......電車内で。
色んな意味でマスクが手放せません。琴音です。
先日、事務所の先輩のにゃんぞぬデシさんのライブを見学に参りました。
そもそもにゃんぞぬ先輩とは東京に来てからとても仲良くさせて頂いていて、一人で上京後、音楽をやる上での喜怒哀楽を共有出来る仲間が欲しいという気持ちがとても大きくなり心細く思っていたところを何かと可愛がってくださり、今まで以上に大好きな先輩になりました。
いつかライブも拝見したいなぁと思っていたところ、年末歌い収めのライブがあるということで自分のツアーが一段落した後のご褒美と楽しみにしておりました。
当日はマネージャーさんに先導されて行ったのですが、何だか聞き覚えのある店名と見覚えがある風景。
記憶を遡ってみると、以前音楽チャンプというカラオケ番組に参加していた時で、まだギリギリ個人で活動していた時、この会場でライブをしたことがありました。
テレビ効果もあってか、それまで数人だったはずのお客さんが会場いっぱいになるほど来てくださっていて驚いたものです。
中でも印象的だったのは、当時、ちょうど今の自分くらいの年齢であろう学生さんが北海道からバイト代を貯めて来てくださっていたこと。ライブ後の物販に来て下さり、それを聞いた時は本当に驚きました。
もちろんお客さん自体に差はありませんが、そうとはいってもただでさえお金のない学生という歳頃、足代だけでもそれなりの額するにも関わらず自分の音楽を聴くためだけに来てくださるというのはその時の自分にとって衝撃的でした。
あの学生さんは今元気でいるのだろうか...。あれから数年経ち、そんな思い出のある場所で私は当時は知り合いでさえなかったにゃんぞぬ先輩のライブをみようとしている。これもまた、よき人生。よき思い出。
そして今、ツアーで沢山のお客さんが自分の音楽を聴くためにそれぞれ時間やお金を使い、ひいては少しのリスクを冒してでも足を運んでくださるということは決して当たり前のことではないなと。これを機にもう一度初心に帰ってこの幸せを噛み締めようと、そんなことを考えながら一人、なんとも言えない顔で椅子に座っておりますとオープニングアクトの方が音出しを始めておりました。
自分で楽器を持ってステージまで行き、音出しをし、合図を出すまでステージのライトはつかない、本番は始まらない。
会場スタッフの人に支えられながらも実際は自分一人でセッティングと本番両方を担うのです。
そうそう...ライブを始めたばかりの私は、私の原点はこうだったなぁ...とまた感慨に浸りながら、ただお客さんとして見るライブを楽しんでおりました。
そしていよいよにゃんぞぬ先輩の出番になりました。
8曲程演奏されていましたが、抜群の安定感。
自分の好きな曲が演奏される度に縦ノリが激しめになる私。
にゃんぞぬ先輩のメロディーラインはやっぱり癖になりますなぁ...声も癖になりますなぁ...。
うふふうふふ。
このにゃんぞぬ先輩の魅力について論文でも書いてやろうか、いやむしろエッセイを書いてやろうか、いやむしろ書ける気がする...と変なテンションの自分を脳内再生しておりました。
にゃんぞぬ先輩からは普段からもライブでも癒しや元気をもらえるなと、このすごい勢いと陽気なエネルギーを発信する感じは、自分にはそうできることではないなと、より先輩の素敵さに気づいた楽しい夜でした。
そんなこんなで帰り道、にゃんぞぬ先輩の曲を聴きながらまったり電車に揺られている自分をふと自覚し、よくライブ後のお客さん達がTwitterで教えてくださる帰り方と一緒だと気づきました。私は今全力でお客さんをやっている!という謎の優越感。
時にはお客さん側になってみると、色々と発見があるものですね。
っはい!
今回は少し長めになってしまいました。
いよいよあと少しで年が変わりますが、引き続き体調には気をつけて良いお年をお過ごしください。
それでは今回はこの辺で。
ご清覧ありがとうございました。
また来週。