Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

懐かしき漫画達 2020/09/16

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
最近母と時々テレビ電話をします。
基本的には母の気分屋でグループ通話が始まり、自分と母が話しているところに父や弟が入ったり出たりするという感じです。(時々祖母がきます)

そして多くの場合、母は酔っています。

饒舌に話すのもそうですが、それよりもほぼ顔芸といっていいほどのリアクションがとても面白いです。
ひたすら笑い転げる私。笑いすぎるあまり痰が絡みます。
こんな日常が地元にいた時は今以上に多かったものです。
私の喉が強い原因は母かもしれません。琴音です。


さて、毎週更新しておりますこのブログ。基本的には冒頭で小話をするのが自分の癖なのですが、前回冒頭で漫画を大人買いした話をしたところ、何を買ったのかというコメントを沢山頂き、挙句ブログを見てくださっているスタッフさんからも何を買ったのかと質問されるという予想以上の反響。
特に隠すつもりもなく、文をまとめる上でたまたま書かなかっただけなのですが、せっかくなので私の大人買いした漫画達について語ろうと思います。

まず、先週お話した漫画は「金田一少年の事件簿」と「ブラック・ジャック」です。
どちらも小学生の時から大好きな漫画です。
金田一少年の事件簿については小学三年生まで学校帰りに寄っていた児童館に置いてあったもので、ミステリー好きの私にはとても惹かれるものがありました。
描写がなかなかグロテスクな部分もありますが、主人公達と一緒に謎を解いていく感覚がとても楽しいですし、人の心の動きがとてもリアルに感じ取れて深みがあります。
この漫画の中に出てくる犯人達の多くは愉快犯などではなく、それ相応の思いや恨みのもと犯罪を繰り返していきます。
もちろん犯罪は許されるものではありませんが、単に犯罪は許されないから許されない、というだけでは済まされないような濃い内容の話が堪能できます。
ブラック・ジャックについては、やはり昔から有名なものなのでわざわざ私などが語るまでもありませんが、1話20ページ前後の中に必ず教訓や考えさせられるものがあるというのはやはり素晴らしいことです。少し読むだけで人として少し深い存在になれるような気がしてきます。
思い出話ですが、小学生のころ、私の通っていた学校は図書室が2つありました。簡単な絵本や小説や怪談といった比較的手軽なものが並ぶ第1図書室と、資料や図鑑などマニアックなものが並ぶ第2図書室。最初は第1図書室で小説や怪談レストランなどをよんでいたのですが、いつのまにか第2図書室の常連になっており、15分休みも昼休みも第2図書室にかけこんでは変な生き物図鑑を読み漁っていました。
大体の目星をつけた図鑑を読み終えた時、ブラック・ジャックが本棚のいかにも人目につかなそうな場所に並んでいるのを発見しました。
第2図書室なのに漫画が置いてあるのは珍しいなと思い手に取ったのが沼でした。
その日から卒業までの数年は毎日適当な巻を手に取っては一心不乱に読み続けておりました。
ですが、小学校卒業と同時に私の第2図書室生活も終わりを告げ、いつのまにか6年が経過しておりました。
そしてつい先日、何故かなんの前触れもなくふと頭をよぎった2種類の漫画が無性に欲しくなり、大人買いしてしまいました。

といった具合で私の最近の漫画ライフと大人買いについての経緯をお話してみました。
気になった方、是非読んでみてください。
皆さんもふと昔読んだ本や漫画を思い出した際は、何かの縁かもしれませんのでまた読もうとしてみてはいかがでしょうか。


っはい!
ということで今回はこんなところで終わります。
ご清覧ありがとうございました。
また来週。