Kotone Note 琴音 すみっこ目せん

あの頃は…。 2020/08/19

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ここ最近、親とビデオ通話をすることが時々あります。
基本母親と話していますが、時々父親や弟が登場します。
久しぶりに弟と話しました。

弟「友達増えた?」
私「めっちゃ頑張って今全員で20人くらい。すごいでしょ。」
弟「うんうん、なるほど。そういう夢をみたんだね(笑顔)」
私「…………。」
久しぶりの会話でも姉イジりを忘れないよくできた弟でした…。
琴音です。


先日、卒業アルバムが届きました。
何気に一番思い出深い高校時代。さっそく開いてみました。
くっきりとした真面目な顔つきの生徒ごしに面倒くさそうな表情を浮かべるピンぼけした生徒。
日差しの暑さまで伝わる体育祭。
一番笑顔の写真が多い昼休み。
何故かドアップで抜かれているおとなしめな友達。
ばっちりキメている友達の隣で明後日の方向を見ている私。
青春の香りよりも疲労感が漂う集合写真。
荒削りな日々が、カメラマンの手によって美しくうつされておりました。
あれから半年くらいしか経ってないのか…と物思いにふけりながらしばらく写真を眺めていると、ふと似たようなことを思い出しました。

まだ高校3年生だった時、急に友達が高校1年生の時の写真を送ってきたことがありました。
不思議なもので顔立ちはほぼ同じなのに1年生の自分達はとてもとてもあどけなく見えました。
2年前の私達が若かったのか、今の私達が老けたのか。
学生時代の1年は大きいものだと聞きますが、まさかこれほどまでとは。
特になんの意識もなくただ日々を生きているだけに思っていましたが、知らない間に私の中には新たな思い出ができ、毎日という経験が積まれ、新たな人格に進化し、先にはそれらが顔立ちをも変えてしまうのかと驚きました。年齢を重ねるとはこういうことなのかもしれません。

人生100年と言われている今。うち18年を費やし、未だあの頃はよかったなどと思うほどの年月を生きておりませんが、少なくとも精神的な成長は外見やその人のまとう雰囲気を容易に変えてしまうものなのだなと感慨にふける今日この頃です。
きっとこの先、あの頃はという言葉が似合うようになっていくのでしょう。
このブログにしても同じく、いつか、こんなくだらないことばかり書いてと笑ってしまう日が来るのでしょう。

そして、こんな私のひとりごとを毎週読んでくださる皆さんにおかれましては、毎日を何となく、でも精一杯生きていることと思います。
時には行き場のない不安を覚えたり、虚無感を覚えることもあるかもしれません。
ですが、知らず知らずのうちに私達は成長し、毎日を積み重ね、歳をとっていくのです。そんな私達は毎日を自分なりに生きていることだけで価値になるようです。
まったりいきましょう♨︎


はいっ!
皆さんもこの機会に昔の写真を見返してみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこの辺で。
ご清覧ありがとうございました。
また来週!